1 電話勧誘の開始 |
電話に出たが最後、話しを途絶えさせずに電話を切らせない |
2 電話に出ないでいると |
繰り返し電話をかけ、電話に対応せざるを得ない状況に追い込む |
3 電話に出たものの、ガチャ切りした |
相手の非礼を逆手に取り、恫喝、繰り返し電話をかけ、困らせます。ガチャ切りという、世間一般では無礼な電話対応をしたことに罪悪感を植え付けて、勝手に電話を切らせない雰囲気を作り出そうとします。 |
4 電話に出たものの、口論となった |
業者にとって願っても無いチャンスです。売り言葉に買い言葉、相手の非礼を徹底して利用して恫喝します。無礼な言動を取った事に罪悪感を植えつけ、精神的な優位を得ようとします。 |
5 説明を聞こうとしないでいると |
「人の話しを聞かないとは、ふざけているのか?」 などと逆切れし、真面目に話を聞かざるを得ない空気を作り出そうとします。 |
6 「興味がない」と断ろうとすると |
「話しを聞いてもいないのに、興味が無いとなぜ判るんですか!何の話しか理解もしてないのに、なぜそんな事が判るんですか」 などと、説明を聞いてからでないと、断れない流れに持ち込もうとします。 |
7 説明を聞いてから断ろうとすると |
「最初から断るつもりで人に話をさせたのか!営業妨害だ!」などと、今度は「説明をさせられた」 という既成事実を利用します。勧誘対象者が「冷やかしや営業妨害ではありません」「興味を持っています」と、言い訳をするように誘導します。 |
8 長時間説明を受けてしまうと |
長時間説明をしたことを負い目に感じさせようとします。「興味もないのに、こんな長時間、私を呼びつけて説明をさせたのですか?」などと罪悪感を植え付けようとします。段々と既成事実が積み重ねられ、断りにくい雰囲気に。 |
9 「勤務中で忙しい」と断ろうとすると |
「それでは今夜、直接会って説明させていただきます」などど、アポイントや自宅訪問の口実に利用されることがあります。
既に電話で長々と話しをしている場合は、「最初から断るつもりで、長々と説明をさせたのか?」などと言われたりするため、アポイントを断り難い雰囲気となります。 |
10 挑発を始める |
悪質な業者は、勧誘の途中から挑発的な言動をとり始め、わざと相手を怒らせて感情的な態度を誘発し、あるいは相手を萎縮させて、精神的に優位な立場を得ようとします。
相手が感情的になった |
逆切れして主導権を握る |
高圧的な態度により |
気の弱い相手は萎縮し断れなくなる |
あれこれ理由をこじつけられ、自宅訪問・職場訪問の約束をさせられたり、飲食店での面談に持ち込まれることとなります。 |